高血圧治療薬と降圧剤と卵かけごはんについて

降圧剤とは血圧降下剤とも言い、血圧が持続的に正常範囲を大きく超えている場合にこれを下げ、血管の破壊などの危険を避ける目的で使用される薬剤です。高血圧は生活習慣病の一つと言われ、食事や運動療法などを取り入れて規則正しい生活をする事で軽減する場合がありますが、それでも高血圧状態が改善されない場合、降圧剤が利用されます。
現在降圧剤にはカルシウム拮抗薬、アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)、ACE阻害薬、利尿薬、α遮断薬、β遮断薬の6種の薬剤が利用されています。このうち降圧剤として多く使用されているカルシウム拮抗薬は、カルシウムイオンをブロックして血管平滑筋の収縮を抑え、血圧上昇を抑えるものです。しかし、動悸、頭痛、浮腫などの副作用があり、グレープフルーツとの食べ合わせに注意が必要な事で知られています。
卵かけごはんは温かいご飯に生卵と醤油を落とし、かき混ぜて食べる手軽で栄養価の高い食事で、多くは忙しい朝の食事時に利用されます。しかし卵かけごはんは味付けに醤油を使うため、塩分が多めとなり、高血圧の人の食事には向いていないとされてきました。近年、濃い口しょうゆの塩分を80%カットしただし醤油が発売され、減塩食に貢献するとして日本高血圧学会で表彰されました。これを利用すれば高血圧の人も卵かけごはんを楽しみ事が出来ます。
国立循環器病センターは大阪府吹田市にある厚生労働省所管の国立研究開発法人です。循環器病とは心臓病、脳卒中、高血圧など血液循環の異常が原因で起きる諸臓器の病気を指します。 国立循環器病センターは循環器専門の日本国内最先進の病院で、循環器病を専門とする医学研究機関でもあります。このため国立循環器病センターには日本国内のみならず国外からも患者が訪れます。